きょうだい&ケアラーの集い
きょうだいとは
障害や疾患、難病などがある人の兄弟や姉妹のことを「きょうだい」といいます。きょうだいは親よりも長期間、障害のある兄弟や姉妹と関わりを持つ存在です。障害の種類は多種多様であるため抱えている課題はそれぞれ違いますが、「自分と家族の将来に対する漠然とした不安」を持っていることは共通しています。
ケアラーとは
障害や疾患、病気などがある保護者や祖父母、兄弟姉妹、親戚など家族のケアをする人のことを「ケアラー」といいます。
小学生時代
・分かってくれるはいないだろうな
・周りの雰囲気が暗くなるから家族のことを話せない
・なんとなくみんなとはウチは違うみたいだ
中学生時代
・わたしのことを見てほしい
・障害のある兄弟姉妹の世話は自分がするんだろうな
・自分の気持ちを言葉にできない
高校生時代
・進路の選択で悩んでいる
・将来どうなるのかすごく不安
・かわいそうだと思われたくない
大学生・専門学校生時代
・自分がやりたいことより家族が優先する
・自分がやりたいことって、よく分からない
・自分の経験をヤングケアラーのために活かしたい
社会人時代
・恋愛や結婚、できるのかな
・将来のことを親と話し合うと喧嘩になる
・子どもにも障害があったらどうしよう
介護世代
・親と障害のある兄弟姉妹の面倒をひとりでみる
・親亡き後は、自分が実家に戻るのかな
・誰が姉の世話をしていくのか心配だ
障害や難病、病気や疾患のある家族がいる
きょうだい&ケアラーのあなたへ
もしあなたが、こんなことを感じていたら
参加してみませんか?
✔ 同じ立場の人に会いたい
✔ 身近な人に気持ちをわかってもらえない
✔ 気兼ねなく家族のことを話したい
✔ 将来どうなるのか漠然とした不安がある
参加者の声
親亡き後の不安を抱えながらも、自分に納得のいく人生を歩むために、毎回さまざまなワークを体験するワークショップ型の交流会です。大人になったきょうだいと家族のケアをしているケアラー、支援職の方々などが参加することができます。
開催日 :2024年4月13日(土) 午後~
開催地および内容、時間などは現在検討中です
対象者:
・障害や疾患のある兄弟姉妹がいる「きょうだい」
・ご家族の世話や介護をしている「ケアラー」
・支援職の方、ケアラーを支援したい方
参加費:
▪️初参加の方(非会員) :3,000円(税込) ※事前払いとなります
▪️一般会員・学生 :無料
※学生は、大学生・専門学校生まで(大学院生は社会人とみなします)
※参加者の年齢や障害種別や病状に制限はありません
※プログラムの著作権は弊協会にあるのでコンテンツの二次利用および商業利用は禁じられています
どうやって参加すればいいの?
1.申し込みフォームからお申込みください
2.事務局からメールでご案内が届きます。
初めて参加する方(非会員)は
こちらからお申込みください
リピーター(非会員)の方は
こちらからお申込みください
会員の方は
こちらからお申込みください
どんなことをするの?
今日の流れと、簡単なエチケットについて
説明したあと、皆んなで自己紹介をします。
ワクワクしながらワークショップが始まります。
エチケットや簡単なルールを説明します。
今日はどんな気分?なんて話しながら
リラックスして、さぁ、始めましょう
Carelogue(ケアローグ)という対話を行います。これは、「ケアラー」と「ダイアローグ(対話)」を組み合わせて私たちが作った造語です。ここでは、少人数でグループになって話し合います。
3人~4人の小グループでテーマを決めて話し合います。
小グループで話し合ったことを発表したり、意見交換をします。
初めて参加する方(非会員)は
こちらからお申込みください
リピーター(非会員)の方は
こちらからお申込みください
会員の方は
こちらからお申込みください
参加するたびに違う人と会って話すことができるので視野が広がります。今まで知らなった情報を知ることもできて勉強になります。もっとイベントなどに関わって楽しいことをしていきたい。 (20代 埼玉県 ダウン症候群の妹がいる姉)
あっという間でした
プロフィールワークをはじめて体験しました。あっという間に時間が過ぎていきました。自分を客観的に見ることができたし、姉のことも一人の女性としてどう思っているんだろうって考えるようになりました。いいきっかけを得られたと思います。今度参加したときには、親との関係性について考えてみたいです
(22歳 東京都 発達障害のある姉がいる妹)
自分もケアラーだって気づいた
きょうだいの立場の方と話したら自分の気持ちと似ていて共感することがたくさんあった。20代の頃から両親の介護をしてきたので、それが当たり前の生活になっていたけれど、自分の人生や生活を見直すきっかけになった。
(50代 千葉県 両親の介護を20代からしてきた男性ケアラー)
きょうだいさん、ケアラーの皆さんへ
扉を開けるとあなたの仲間がたくさんいます
ちょっとだけ勇気を出して
仲間に会いに来てみてくださいね
あなたの新しい世界が待っています
ケアラーアクションネットワーク協会
代表理事 持田 恭子
知的障害
・知的障害・自閉症・身体障害・脳性麻痺・運動精神発達遅滞
染色体異常
精神疾患
発達障害
・ADHD(注意欠陥・多動性障害)・広汎性発達障害・アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム
難病
・ウイリアムズ症候群・プラダ―ウイリー症候群・ソトス症候群・・ギランバレー症候群
・ピエールロバン連鎖・筋ジストロフィー・ムコ多糖症・ALS・筋萎縮性側索硬化症
脳疾患
・高次脳機能障害・難治性てんかん・水頭症・低酸素脳症・認知症
身体障害
その他
キャンセルポリシー
よくある質問
Q 初参加でもだいじょうぶですか?
A はい、だいじょうぶです。初参加の方もたくさんいらっしゃいます。
Q 男性も参加していますか?
A はい、男性のきょうだいやケアラーの方も参加されています。
Q 未成年なのですが、参加できますか?
A はい、参加することができます。13歳~18歳までの学生さんが集まる「ほっと一息タイム」もあります
Q 自分の抱えている悩みをどのように伝えればよいか分かりません。
A 家族のことを無理に話す必要はありません。
話したくないことや、うまく話せそうにないことはパスして聴いているだけでOKです
Q いままでの参加者には、どのような変化があったのでしょうか?
A アンケートでお応えいただいた声を、ご本人の許可を得て掲載します
・自分の家族のことを誰にも話せなかったけれど、気兼ねなく話せるようになった
・物事の捉え方が普段の生活でも柔らかくなった
・モヤモヤした気持ちから解放されて前向きになった
・いつも自分にはできないと思っていたことができるようになった
Q プログラムとは何ですか?
A 毎回30分ほどのプログラムを行います。年4回開催しています(4月・7月・10月・12月)
Q 何回も参加していいのでしょうか?
A はい、何回でも参加することができます。毎回新鮮な気づきがあります。
Q 支払方法について教えていただけますか?
A 参加費は事前払いです。事務局から指定銀行口座へのお振込み案内をメールで送ります。学生と会員の方は無料です。
Q 撮影された写真はどのように使われるのですか?
A お顔出しがNGな方はその場で確認してお顔が見えないよう配慮します。写真はウェブサイト、ブログ、SNSに使われます。
Q ケアラーではない方が参加されると緊張してしまいます
A お申込みの際にコメント欄に、その様に書いて申し込んでください。グループ分けをする際に充分配慮します