わたしたちは、知的障害や難病や疾患のある兄弟姉妹がいる「きょうだい」を中心に、家族のケアを担うケアラー向けの「集い」を運営しています。孤独になりがちな彼らのケア経験を、「前向きに生きる力」に変え、本人たちが主体的な人生を選択できるようサポートしています。
そして、家族のケアをする人が笑顔になるために、その知見を広めることで、社会全体の「生きる力」の向上を目指す活動団体です。
わたしたちは、障害や難病などがある家族と共に育ってきた「きょうだい児」や、家族の介護や世話を担っている「ケアラー」が安心して語り合い、必要な情報を得て、仲間と繋がることができる「場づくり(ピアサポート)」に取り組んでいます。ここでは、孤独感を解消し、ケアの経験を自分らしく前向きに生きる力に変えていく、そんな考え方を共有しています。これからの人生を前向きに歩んでいくヒントがきっと見つかります。
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サポーターと一緒に考えるLINE個別相談
大勢で話すのが苦手な方へ。ヤングケアラーサポーター(個別相談員)がLINEチャットであなたの声を丁寧に受け止めます。無理に答えを出さずに、対話を通じて必要な情報を一緒に探します。
詳細はこちら 東京都ヤングケアラー相談支援等補助事業
LINE公式 https://lin.ee/ssmtK47
きょうだいの声を届けています
オンラインで交流している「ほっと一息タイム」で交わされたリアルな思いやエピソードをInstagramでご紹介しています。日常生活でふと思うことや、心が軽くなるようなお話をシェアしています。ぜひ訪れてみてください。詳細はこちら
わたし達の取り組みは、テレビの報道番組やラジオ、新聞、機関紙など、多方面で取り上げていただいております。オンライン記事やネット配信を含め、多様なメディアを通じて発信を続けることで、ケアラーの声を社会に届け、ケアラーの存在と実情を広く知っていただくための大切な一歩となっています。より多くの方々にケアラーの現状を知って頂き、理解の輪を広げる活動に力を入れています。
教育現場へ届ける、ケアラー支援の視点
私たちは、学校にいる「家族を支える子どもたち」が抱えている「孤独」を解消し、社会全体でケアが必要な人とその家族を支える土壌を作るために出前授業や研修を行っています。次世代を担う児童生徒や教育機関の専門家に向けて、ヤングケアラーや「きょうだい」への理解を深める教育プログラムを提供しています。
◆ 出前授業(小・中・高等学校)
「もし自分が家族をケアする立場だったら?」と問いかけながら児童生徒の想像力を育み、他者理解を促します。家族を想う心の機微に触れ、他者の心情を推察する力を養うと共に、ヤングケアラーが友達や先生に助けを求める受援力の大切さを伝えています。
◆ 大学ゼミ・外部講師
社会福祉、教育、心理学などのゼミにおいて、当事者活動の知見に基づく解説を行います。シラバスや研究テーマに合わせ、専門的な内容から実践的な事例まで柔軟にカスタマイズが可能です。
◆ 教職員向け研修
家族のケアを担う児童生徒が、学校生活の裏側で抱えている「言葉にならない思い」を教育関係者としてどのように捉え、ヤングケアラーかもしれない児童生徒にどのように寄り添えばいいのか。ケアラー当事者の視点から、日常の関わりや教育現場での援助に活かせる実践的な視点を提供します。
当事者の声を映像で届ける「映画制作と上映」。オリジナル映画の上映と講演活動
わたしたちは、きょうだいやヤングケアラーのリアルな葛藤と未来への希望を描いた2つの映画を制作しました。そこには映画だからこそ伝わる、ケアラーたちの本当の思いが詰まっています。
・『陽菜のせかい』
自閉症と知的障害のある兄を大切にケアしながら、将来は何をしたいのかと心が揺れている高校生の『進路選択』にまつわる葛藤を描いた16分半の短編映画。
・『ツナガル』
きょうだいとヤングケアラー自身が原作を手掛けた、3人の高校生が主役の中編映画。彼らの家族との向き合い方と「家族のことを誰にも打ち明けられない複雑な気持ち」がどのように変化していくのかを描いたオムニバス映画。
現在、日本各地の自治体、教育委員会、社会福祉協議会などと連携し、職員研修や市民公開講座として上映と講演を行っています。映像を通じて、数値や言葉だけでは伝わりにくい「当事者の心境」を社会全体で共有し、理解の輪を広げる活動に取り組んでいます。
職員研修や担当者研修では、支援のプロである自治体や福祉職の方々から地域にお住まいの方々まで「家族をケアするとはどういうことか」を共に考え、対話するグループワークを提供しております。
【首相官邸にて】
https://www.gov-online.go.jp/press_conferences/prime_minister/202311/video-270741.html
この賞は、きょうだい児やヤングケアラー、ケアラーをはじめ、ピアメンター、スタッフ、理事、関わって下さった皆様にもたらされた賞でございます。改めて、皆様に心から感謝申し上げます。これからも精進してまいります。よろしくお願い申し上げます。
https://www.deloitte.com/jp/ja/Industries/government-public/information/youngcarer-guidelines.html
このガイドラインは、主に「こども家庭支援センター」での活用を想定して策定されました。
令和6年6月の「子ども・若者育成支援推進法」の改正により、ヤングケアラーの定義が明確化されたことを元に18歳以上の対象者への支援に関する具体的な概要も
示されています。仮想事例集には、複数の事例を統合して作られています。ヤングケアラーコーディネーター(通称:YCC)がどのようにその家族が抱えている課題に気付き、情報を集めて、継続的にサポートをして見守りを続けるのか、と言った具体例が示されています。「気づく」から「地域での見守り」までの導線を確保するための振り返りシートも整備されているので併せてご活用ください。
家庭の状況は複雑なので、すべてのケースに当てはまることは難しいと思います。しかし、いままで暗中模索だった「家族のケアをする人」に対する支援方法が、ある程度の視座をもってご提案することができるようになりました。ガイドラインは分量が多いので、読み切ることに時間がかかりますが、逆引きのような形でも良いので参考にしていただけたら幸いです。
今までは、家族が自ら名乗りを上げることが出来ず、子どもが勇気を出して周囲の大人に「何とかしてほしい」と助けを求めても、具体的な支援対策が無かったので、自治体ではどうすることもできませんでした。そんな状態が長年続いていましたが、ケアラー支援に一筋の光が差し込むきっかけとなることを心から祈っています。
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