一般社団法人ケアラーアクションネットワーク協会

代表理事　持田　恭子  (もちだ　きょうこ）

　1966年、東京都生まれ、東京在住。
　情報セキュリティ大学院大学 情報学修士号取得。外資系通信社でアナリティックスデスクと広報マーケティングの管理職を兼務。その後、米系の証券会社に移籍し情報セキュリティ部門の管理職に従事。欧州系の証券会社ではリスク管理とID管理を担当した。20代は英国ロンドンの通信社で600社の日本企業の営業担当として奮闘。帰国後は金融情報提供会社に移籍しNYと東京を往復して金融情報サービスの日本語化を牽引。ローカライゼーション部門で1位を獲得し表彰された。

　小学生の頃から母親の感情面のサポートとダウン症のある兄の生活面の世話をしながら依存症のある父親に家族総出で対応してきた。30代で父親を看取り、40代で寝たきり（要介護5）の母親の在宅介護と、障害のある兄の世話をしながら仕事の両立を果たした。23年に及ぶ家族のケア経験をもとに、2013年、ケアラーアクションネットワークを設立。2019年に法人化して代表理事に就任した。現在は、家族の世話をするケアラーが抱えるメンタルヘルスの不調からの回復とレジリエンスを高める活動を担っている。